7月14日、祇園祭がスタートとした京都駅で、NPO法人日本FP協会京都支部主催「継続教育研修」を受講してきました。当日の気温ナント39度!!。
快晴の京都駅です。祇園祭の影響で、普段に増してすごい人口密度です。
さて、内容ですが、「相続対策の事例でみる争族回避」→FP向け研修。
講師は、ナガムネFP事務所代表 長棟 治夫CFPさん。
概要は、今までFPとして携わった相続相談(弁護士、司法書士、行政書士、税理士)と一緒に活動してきた中で、「相続が争族」にならないように事前準備の大切さを話して頂きました。
まず情報として、奈良県の相続税申告状況は、平成28年 死亡者数14,054人、課税被相続人数1,304人 課税割合 9.3% 納付相続人数2,792
ちなみに 全国平均 課税割合 8.1%です。
遺産が少なくても争族になりますよ!
争族になりやすい相続の特徴
①相続人が多い 2人以上になれば起こる
②非摘出子がいる
③借金が多い
④相続財産に不動産がある
⑤自宅と預貯金は少ない 相続人が平等に分けにくい
⑥なくなった親に離婚歴があり、半血の兄弟姉妹がいる
⑦亡くなった親と同居してずっと親の面倒を見ていた相続人または、相続人の配偶者がいる
⑧子供がいないため、亡くなった配偶者の兄弟姉妹が相続人になる
⑨特定の相続人に対し、生前に多額の贈与を行っていた
⑩遺留分を侵害する遺言書が見つかった 等々
対策は事前の準備です。
次回 相続事例を交え 続く